今年も、中村和枝先生による現代音楽ピアノ演奏法クラスの発表会が開催されました。
受講生の皆さんがそれぞれ自ら選んだ作品に取り組み、講座で積み重ねてきた学びの成果を披露。ひとりひとりの個性や作品への向き合い方が感じられる、充実した時間となりました。
会の最後には、中村先生よりごあいさつがありました。
「なぜ現代音楽をやっているのか、と考えてみると――
すでに評価の定まった曲を弾くのではなく、“いま”を生きる音楽に挑戦する楽しみがあるからだと思います。音楽を通して、新しい発見や喜びがある。そんな思いを大切に、これからも続けていきたいと考えています。」
“現代音楽”とひとことで言っても、その範囲は20世紀から今日に至るまで実に多彩。作品選びの段階から演奏に至るまで、受講生それぞれの自由な発想や思いが反映され、まさに「今」を感じるプログラムとなりました。
また、冒頭のごあいさつでは、講座の特色であるグループレッスンについても触れられました。
「JMLのピアノ講座では、同じメンバーとともに学び続けるグループレッスンは、実は珍しい形かもしれません。私自身も、JMLの現代ピアノ講座で初めてグループレッスンを経験した頃は、人前で演奏しなければならないことが、ときにはつらいと感じることもありました。
それでも、生徒さんが10人いれば10通りの学びや気づきがあり、個人レッスンの10倍もの刺激と成長があります。」
同じ時間と空間を共有し、互いの演奏から学び合うこと。その積み重ねが、確かな成長へとつながっていることを改めて感じさせていただきました。
中村先生の熱い思いがあふれる現代音楽ピアノ演奏法クラス。これからの歩みも、ますます楽しみです。




